子宮筋腫は女性特有の病気。健康診断ではわからない?

健康診断は健康管理の最低限の手段!年に1回は必ず健康診断で検査しましょう。

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About me 自覚症状があって体に異変が出てきてから病院に来ても、完治までに時間がかかることが結構あります。そういった人は大抵、仕事が忙しいという理由で健康診断を2~3年受診していなかったりします。毎年健康診断さえ受診していれば、早期発見ができたかもしれません。加えて女性の場合は女性特有の病気がありますので、最低でも毎年1回の婦人科検診も必要です。病院で看護師として働いていると、健康診断を受けていなかったために手遅れになる人をたまに見ることがあるのです。そんな人の注意を喚起するためのサイトです。

腰痛以外の症状も?子宮筋腫

女性特有の病気はいくつかありますが、30代から40代の女性に多いのが子宮筋腫です。子宮筋腫は子宮内部の筋肉にできる丸いコブのような形状の良性の腫瘍です。小さなうちは自覚症状がなくて、大きくなってから気づくのが普通で、子宮筋腫がガン化することは非常に稀です。

子宮筋腫かも?という症状

子宮筋腫が疑われる症状にはいくつかあります。まず、間接的な症状として、腰痛があります。原因がよくわからない腰痛の場合は内臓疾患や婦人科系の疾患の可能性もありますので、腰痛が長引く場合はマッサージや湿布だけで済ませることなく、病院での診察をお勧めします。直接的な症状としては、月経過多と不正出血です。生理時に月経血の量がいつもより多く、貧血を起こすような状況になった場合が月経過多です。生理の周期以外の時期に出血があるのが不正出血です。これらの症状のときに下腹部にしこりを感じたり張りが出てきたりした場合は、すぐに婦人科病院で診察を受けるようにしてください。

子宮筋腫の原因と特徴

子宮筋腫ができる原因は詳しくはわかっていませんが、思春期から大きくなり始めて、閉経後に小さくなることから女性ホルモン「エストロゲン」が関与していると考えられています。特に30代の女性の約20%に子宮筋腫があるといわれ、40代で最も多くなります。ガン化することは0.5%程度でその心配はあまりありませんが、子宮筋腫のできる場所によって症状が変わってきます。大部分は子宮壁内の子宮筋層にできて、小さなうちはほとんど症状がなく、一生気がつかない人もいます。子宮の外側を覆う漿膜にできる子宮筋腫は、子宮の外側に向かって筋腫が大きくなっていきますが、これも小さなうちは症状がなく、大きくなってくると月経過多や不正出血が見られます。
子宮内膜のすぐ下にできる子宮筋腫は、発生頻度は少ないですが、小さなうちから月経過多や不正出血の症状を引き起こします。

子宮筋腫の治療

自覚症状が出てきて婦人科病院へ行くと、触診や問診に始まって、子宮筋腫が疑わしいときには超音波検査やCTスキャン、MRI検査などの手段で検査を行います。検査の結果、子宮筋腫が確認された場合、筋腫が小さくて症状も軽い場合は特別な治療は行わず、定期的な検診でその大きさに変化がないか様子をみることになります。ただし、月経過多や不正出血、痛みなどの症状が重い場合、経過観察中の筋腫の大きさの変化が激しかったり、筋腫が妊娠の妨げになっている可能性がある場合などは、手術によって筋腫を取り除きます。筋腫そのものは正常な組織と境界がはっきりしているので、摘出しやすいものですが、ガン化の心配は少ないので経過診察を受けながらケースバイケースで治療にあたることになるようです。

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腰痛以外の症状も?子宮筋腫

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子宮筋腫はコブのような筋腫が子宮にできる女性特有の病気です。子宮筋腫が大きくなるまで自覚症状はありませんが、その過程で腰痛などが引き起こされることがあります。子宮筋腫はめったに”がん化”することはありませんが、定期的な検査は必要です。